金のなる木におすすめの肥料は?施肥前に知っておきたい3つのポイント

観葉植物

肥料はたくさんあって、どれを使えばいいか迷ってしまいますよね。
金のなる木に合う肥料はどれでしょうか?

そもそも金のなる木には肥料が必要なのか疑問に思うかもしれません。

丈夫な植物なので、肥料は不要なのでは?と感じることもあるでしょう。
この記事では、そんな疑問にお答えします。

この記事を読むと、以下がわかります:
– 金のなる木におすすめの肥料【2選】
– そもそも金のなる木に肥料は必要か?
– 金のなる木に肥料を与える前に確認すべき3つのポイント

即効性を重視する方や、水で薄めるタイプの肥料でも問題ない方には、1つ目のハイポネックス原液がおすすめです。

1年に1回、土に混ぜる手間が苦にならない方や、1度混ぜ込めば約1年間効果が持続する肥料に魅力を感じる方には、2つ目のマグァンプKがおすすめです。

\ふるさと納税は12月31日までに!/ 楽天ふるさと納税ランキングはこちら<PR>

金のなる木に適した肥料はどれ?使いやすく効果的なおすすめ肥料【2選】

春と秋にハイポネックス原液を使って育てた100円ショップの金のなる木があります。
2年でボリュームが増しました!

金のなる木におすすめの肥料を厳選して2つ紹介します。
自分に合ったものを選んでください。

金のなる木におすすめの肥料①ハイポネックス原液(薄めて使うタイプ)

金のなる木の肥料としてまずおすすめしたいのが、昭和53年(1978年)からのロングセラー商品「ハイポネックス 原液タイプ」です。

植物に詳しくない方でも、このラベルを見たことがあるのではないでしょうか?

ハイポネックス原液がおすすめな理由
– 即効性があるため効果を実感しやすい
– 15種類の栄養がバランスよく配合されている
– ニオイが少なく室内でも快適に使える

肥料は春か秋の成長期にだけ与えましょう。
肥料の与えすぎは逆効果なので気をつけてください。

ハイポネックス原液の使い方
ハイポネックス原液は水で薄めて使う液体肥料です。
金のなる木には、約2000倍に薄めたものを水やりのときに与えます。
2週間に1回程度が目安です。

◎ 約2000倍水溶液の作り方
– 水500mlにスポイト5〜6滴(約0.25cc)のハイポネックス原液を入れて混ぜる

原液を水で薄めるとスカイブルーの水になります。

春・秋の場合:土がしっかり乾いていることを確認して、まずは鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水を与えます。水が完全に流れたら、水で薄めたハイポネックスを土全体が湿る程度の量で与えます。

夏・冬:肥料は基本的に不要です。
ジョウロの先端を株元に差し込んで、植物に直接かからないようにします。

受け皿にたまった水はこまめに捨てましょう。
水を放置すると、コバエや根腐れの原因になります。

金のなる木におすすめの肥料②マグアンプK(土に混ぜ込むタイプ)

2つ目におすすめするのは、土に混ぜ込むタイプの肥料「マグァンプK(中粒)」です。
一度土に混ぜ込んでしまえば、あとは水やりのたびに肥料成分が溶け出して効果を発揮し、その効果は約1年も続きます。

最初に土に混ぜ込む手間はありますが、それが済めばあとは放置でOKです。
植え替えのときに土に混ぜましょう。

マグァンプKがおすすめな理由
– 土に混ぜるだけで効果が約1年持続する
– ほぼ無臭なので室内でも清潔に使える
– リンサン効果で植物の根を丈夫に育てる

マグァンプKは1966年(昭和41年)から販売されている超ロングセラー商品です。

マグァンプK(中粒タイプ)の使い方
植え替え時にマグァンプKを土に混ぜ込みます。

多肉植物の場合、約1リットルの土に対してマグァンプKを2つまみ程度(約1g)混ぜるのがおすすめです。

※マグァンプKのラベルには「多肉植物」の記載がありませんが、使用できないわけではありません。多肉植物の場合、観葉植物用の分量の約半分が目安といわれています。

金のなる木に肥料は本当に必要?

金のなる木は、肥料がなくても十分に育つ丈夫な植物です。

しかし、適切な時期に肥料を与えることで、葉の色が鮮やかになったり、成長が促進されたりといった効果が期待できます。

金のなる木に肥料を与える際の「与えすぎ」に注意

金のなる木に肥料を与える場合、与えすぎには注意が必要です。
肥料を与えなくても元気に育つ植物なので、過剰な肥料は根を傷める原因になります。

金のなる木に肥料を与える前に確認するべき3つのポイント

金のなる木に肥料を与える際には、必ず確認すべき3つのポイントがあります。

金のなる木に肥料を与える際は、以下の3つのポイントを必ず確認しましょう。

ポイント① 適期(春・秋)であるか?

肥料を与えるタイミングは、生育が盛んな春か秋に限ります。
成長が緩やかになる夏や冬には、基本的に肥料は不要です。

成長が鈍っている時期に肥料を与えると、吸収できなかった栄養分が長く鉢内に滞留し、根を傷める恐れがあります。

元気がないからといって安易に肥料を与えるのは避けましょう。
かえって根を傷める可能性があります。

ポイント② 株が弱っていないか?

金のなる木が弱っているときは、肥料を与えたくなるかもしれませんが、弱った株に肥料を与えるのは避けましょう。
弱っている植物は、根も弱っている可能性が高いです。

栄養を吸収する力が低下している状態で肥料を与えると、根に負担がかかり、過剰な栄養分が根に集中して、損傷や根腐れのリスクを高めてしまいます。

弱った植物には、まず根の回復と管理方法の見直しに重点を置くことが重要です。

ポイント③ 根詰まりを起こしていないか?

金のなる木に肥料を与える前に、必ず「根詰まり」がないか確認しましょう。
根詰まりを起こしていると、鉢内の排水が悪くなり、肥料成分が根を傷める原因になります。

根詰まりを確認した場合は、春か秋の気温が安定している時期に植え替えを行いましょう。
植え替え後は1か月ほど休ませ、根が安定してから肥料を与えるようにしてください。

まとめ

金のなる木におすすめの肥料は2つあります。
水で薄めて使うハイポネックス原液と、土に混ぜ込むマグァンプKです。

ただし、金のなる木は丈夫な植物で、必ずしも肥料が必要というわけではありません。
肥料なしでも育ちますが、適切な肥料を与えることで、成長が促進され、葉の色や艶が良くなるといった効果が期待できます。

金のなる木に肥料を与える際は、以下の3つのポイントを確認しましょう。
「根詰まりしていないか」「株が弱っていないか」「適期であるか」の3つです。

肥料の与えすぎには注意しましょう。
過剰な肥料は根に負担をかけます。

今回紹介した方法を参考にして、正しく肥料を使ってみてください。

タイトルとURLをコピーしました